県民共済(新型火災共済)
県民共済は、お住まいの都道府県か、職場のある都道府県で加入することができます。
新型火災共済は、火災、破裂、爆発、消防破壊、消防冠水、航空機に墜落、車両の衝突、落雷などが保障対象となっています。
住宅の保障額は、住宅の総坪数によって決定され最高4000万円まで保障されます。家財の保障額は、人数によって決定され、最高2000万円までとなっています。
火災共済金は、火災での損害が全損、一部損にかかわらず、加入額の範囲内で再取得額は支払われます。
風水害等の見舞共済金は、床上浸水・風水雪害による10万円を超える損害を被った時に支払わます。(最高600万円まで)
風水害の支払対象は、暴風雨・旋風・台風・高潮・高波・洪水・長雨・豪雨・雪崩・降雪・降ひょうなどです。
地震による住宅の半壊、半損以上の損害では、地震等見舞共済金支払われますが、支払い最高限度額は300万円までです(加入額の5%以内)
また、地震による加入住宅の被災を直接原因として、加入者またはその家族が事故の日からその日を含めて180日以内に死亡・重度障害になった場合には一人100万円の地震共済金が支払われます。(合計500万円まで)
その他、臨時費用、焼死、持ち出し家財、失火見舞金、借家修復、漏水見舞費用などの保障も充実しています。
また、県民共済の新型火災共済の特長として、決算後に余剰金が生じた場合は、払込掛け金に応じて割戻金があります。
一般的な火災保険と比べると若干保険料の割安感がありますが、風災害や地震保険では補償される保険金額の上限が決められていますので、自然災害に関しては補償される金額が少ないように思います。
その点を十分に検討した上で納得できるなら県民共済の火災保険でもいいのではないでしょうか。