地震で建物や家財に損害があった場合いくらくらい保険金が支払われるのか
地震で建物や家財に損害があった場合いくらくらい保険金が支払われるのか
火災保険では復旧費用を全額補償してもらえますが、地震保険は、損害を受けた建物や家財の損害程度ににより支払われる保険金の額が決まっています。
建物や家具の損害程度は、「全損」「半損」「一部損」の以下の表のように3段階になっています。
このいずれかに該当しない場合には保険金が支払われません。
あえて3段階に基準を設定しているのは、大地震が発生した場合に、短期間で大量の損害調査を行い、迅速かつ公正に保険金を支払う必要があるためです。
*基礎・柱・壁・屋根などの主要構造部分に着目して損害を調査します。地震保険でいう「主要構造部」とは、建築基準法施行令第1条第3合に掲げる構造耐力上主要な部分をいいます。
*津波によって建物「木造建物」「共同住宅を除く鉄骨造建物」に浸水損害が生じた場合は浸水の深さ、地盤の液状化によって建物に損害が生じた場合は傾斜の角度または沈下の深さで「全損」「半損」「一部損」の認定をされます。詳しくは各社損害保険会社にお問合せください。(床上浸水とは地盤面から45センチを超える浸水のことです)