賃貸住宅で必要な火災保険とは
借りている部屋が万一火事になった場合、借りている人は大家さんに対して法律上の賠償責任を負うことがあります。
そのために必要な補償は、借家人賠償責任補償です。
個人賠償責任保険では借家人への賠償補償はできないので注意が必要です。
個人賠償責任保険とは、国内外を問わず、日常生活の中で、偶然な事故によりご本人またはご家族が他人にけがをさせたり、他人の物を壊したことにより、法律上の賠償責任を負った場合に保険金を支払うものです。
また、賃貸住宅では家財に保険をかけておく必要があります。
例えば、子供がテレビにものを投げつけて壊してしまったとか、排水管が破裂して家具が水浸しになってしまったとか、空き巣が入って家財が盗まれたとかといった場合に保険金が支払われます。
家財の保険金額は、新価(保険の対象と同一の質、用途、規模、型、能力のものを再取得するのに要する額)の範囲内で設定します。
賃貸住宅で必要な火災保険は、借家賠償責任補償と家財を対象とする補償です。