保険料を決める建物の構造とは
火災保険の保険料が決まる建物の構造は、燃え安さなどを基準にリスク実態に応じて区分されています。その区分のことを構造級別といいます。
建物の構造とは、建築物の柱、壁、屋根などがどのような材料で作られているか、とかどのような工法で建てられているかということです。
建物の構造級別は、木造、鉄骨造、コンクリート造などの「建物の種類」、及び建築基準法等の法令上の「建物の性能」から判断します。
建物の性能は、耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火建築物に区分されています。
建物の種類は、納税や不動産取引の書類で確認することができます。
また、「建物の性能」のうち、耐火建築物・準耐火建築物については、
建築確認申請書などで、省令準耐火建築物については、設計仕様書や施行者・
メーカーによる証明書類などにより確認することができます。