そもそも火災保険とは?
火災保険とは、本来は火災を原因する「建物」や「家財」などの損害を補償する保険です。
しかし、近年風水害などの自然災害も増えており、そのような自然災害や盗難などのほかにも、損害が発生した時に付随的に発生する費用も支払われる総合補償型の商品が一般的な火災保険となっています。【(例)「すまいの総合保険」「家庭総合保険」】
日本における火災の発生件数は、1年間で5万6件となっています。
これを換算すると、約10分30秒に1件の割合で火災が発生していることになります。(一般社団法人損害保険協会 「そんぽのホント」より)
誰にでも起こりうるのが火災。決して他人事ではありません。
しかも最近は自然災害も増加しており、大切な家や家財などの財産やご自身の身を守る火災保険は重要になっています。
しかし、なかなかその保障内容のすべてを把握しているかというと、定かでない
人がほとんどではないでしょうか。
日本には失火責任法という法律があります。
隣家からのもらい火で自分の家が焼けたとしても出荷元の隣家に重大な
過失がない限り、賠償請求はできなということです。
ですので、隣家のもらい火で家が焼けたとしても自分の火災保険を使うことになるのです。
火災保険とは、自分で自分の身を守るための保険でありますが、他人からの損害に対しても身を守る保険であると言えます。
また、火災保険は、火災だけでなく、住まいのさまざまな事故を補償する保険です。
そして、火災保険だけでは支払われない、地震や噴火、またはそれにともなう津波を原因とする火災や損壊、埋没、流失などの損害は、地震保険を付帯することで補償されることになります。地震保険は単独で入れる保険ではなく、あくまで火災保険を主契約として付帯することができる保険です。
火災保険の内容については、各損害保険会社によって補償内容も異なっています。
自分にとってどんな補償内容がいいのか、よく比較して選びたいものですね。
いざという時にまったく役に立たない保険になっていた。では済まされないので
今一度ご契約内容をご確認することをおすすめします。