あなたの火災保険は大丈夫?知らないと損をする火災保険の基礎知識

家財の保険金額を決める

家財の評価額は、所有している家財のすべての金額を積算します。
しかし、家財のひとつひとつを評価していくとなると、時間も手間もかかり大変ですので、世帯主の年齢や家族構成などに応じて平均的な評価額を決める簡易評価が用意されています

 

 

簡易評価はあくまで平均的なデータになっていますので、実際の金額を異なっていないかどうかを検証する必要があります。

 

 

例えば、世帯主が40歳で夫婦と子供二人の場合、実際の家財が800万円分しかないのに簡易評価で1420万円と設定したら620万円分の保険料を無駄遣いしたことになってしまいます。
また、1200万円分の家財があるのに1000万円とした場合、200万円分不足してしまい補償額が少なくなってしまいます。

 

 

家財の評価額の設定のポイントは、簡易評価額を安易にそのまま評価額にせずに、きちんと実態と合わせて設定することが大切です

 

なお、貴金属、宝石、美術品、骨董品などで1個または、1組の価格が30万円を超えるものや稿本、設計図、図案、証書、帳簿などに類するものは、申込書に明記しないと補償されないことがあります。ただし、明記しても盗難の場合は、上限が100万円とかに制限されていますので、注意が必要です。
家財の保険金額は安易に設定しないで、きちんと確認をした上で決めるようにしましょう。

 

参考例:家財簡易評価表(新価・再調達価格)

世帯主年齢・家族構成

 

 

2名 3名 4名 5名 1名
大人1名 大人2名 大人2名 大人3名 大人2名 大人3名 大人4名 大人2名 大人3名 大人4名 大人5名

大人1名

 

小人1名 小人1名 小人1名 小人1名 小人3名 小人2名 小人1名
27歳以下 490 540 620 670 700 750 810 790 840 890 940

 

310

 

 

 

 

28歳~32歳 680 730 820 870 900 950 1.000 980 1.030 1.080 1.130
33歳~37歳 900 1.040 1.120 1.170 1.200 1.250 1.310 1.290 1.340 1.390 1.440
38歳~42歳 1.210 1.260 1.350 1.400 1.430 1.480 1.530 1.510 1.560 1.610 1.660
42歳~47歳 1.390 1.440 1.520 1.570 1.600 1.650 1.700 1.680 1.730 1.790 1.840
48歳以上 1.470 1.520 1.600 1.650 1.680 1.730 1.790 1.760 1.820 1.870 1.920

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