マンションの場合の火災保険の契約方法は?
マンションの場合の火災保険の契約方法は?
マンションなどの区分所有建物は、専有部分と共有部分で分けて契約するのが一般的です。
マンションなどの区分所有建物は、各区分所有者(入居者)の単独所有となる専有部分と、区分所有者全員の共有となる共有部分から構成されています。
この所有形態に対して、区分所有建物に対する火災保険の契約方法として3つあります。
- 個別付保方式(専有部分のみ)
- 個別付保方式(専有部分+共有部分の共有部分)
- 共有部分一括付保方式(マンション管理組合が契約者となって、共有部分の財物全体を補償の対象とする火災保険を契約する方式です。
上記のうち、1.3.の組み合わせが最も多く、共有部分についてはマンション管理組合で一括契約し、専有部分については各入居者が個別に契約する方式です。この方式だと契約に漏れがなく、共有部分に罹災があったときにも修復費用の負担を心配することなく保険金で復旧が可能となります。
2.の場合は入居者任せになるために、火災保険を契約しても補償内容がバラバラであったり、未契約者が発生したりもします。万一事故が発生した場合に不十分な保険にはいっている入居者がいる場合にはトラブルも予想されますので、注意が必要です。
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